2017-11-07

北アイルランドの旅(まとめ)

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

一昨日11月5日は、ボンファイヤー・ナイト(Bonfire night)と呼ばれる日でスコットランド各地で花火が打ち上げられました!
地元の人が集まって花火をあげたり、焚き火を焚いたり・・・。
街はお祭り騒ぎでした!

さて、時間が経ってしまいましたがデリー旅のブログを書き終えてしまいたいと思います♪

北アイルランドに住む学生のローレンとユージンの最終コンサートと打ち上げを終えて、帰った頃には夜中の3時過ぎ。
その後、ハープセッションが朝方まで続いたのでした。
頻繁に集まれるメンバーではないと分かっているので、皆んな無理してしまいます。

翌日は、朝からハープの音楽とともになんと、バースデーケーキを出して下さいました!

人生で食べた中で一番大きな誕生日ケーキ。
用意してくれたローレンのお母さんに本当に感謝です。

そして誕生日プレゼントには、なんと「ファミリーストーン」という石をもらいました。
これは、アイルランドで家族同士に贈り合う石で、家族の一員だという証なのだそうです。

いつでも戻って来てね、と言ってくれるローレンの一家。
親切すぎます!!!

午後にはカトリオーナ達とは別れ、ローレンとユージンにドライブへ連れて行ってもらえることに♪(ここからは観光のみ)。

ちょうど葉が色づく時期で、紅葉のトンネルを通ります。

高台まで車を走らせて、風力発電を見に行ったり、

そして、ローレンおすすめのアイスクリーム屋さんへ。

甘そうなアイスが沢山。
アイルランドで食べるアイスは、いつもミルキーでとても美味しい気がします!
2人の北アイルランドでの学生生活を垣間見れているようで嬉しかったです。

ドライブ中に色々と話をしたのですが、その中で印象的だったのは北アイルランドの話。
北アイルランドの人達はこれまでずっと貧しい生活をおくってきて、ローレンの年代が初めて普通の暮らしをおくれている世代なのだそうです。
親世代でさえ、飲み水もなかったというから驚きました。
ユージンの親戚は沢山アメリカにいて、ジャガイモ飢饉の時代にアイルランドからアメリカへ移民として渡られたのだそうです。
移民としてアメリカに渡ったエピソードは、今も子ども達に代々伝えられているそうです。
ローレンもユージンも、家族の絆が本当に強いと感じます。

ドライブの後は、彼らの友達も加わってパブに行くまでボーリングへ行くことに!
職場にいた時以来の数年ぶりのボーリングだったのですが、皆んなも数年ぶりの様子。

私はボーリングが苦手なのですが、皆んなも得意ではない様子。笑
最後にはガーター防止のバーを出してもらって、楽しんだのでした!
他のレーンを見ても日本のように上手い人はおらず、初めて、日本人はボーリングが上手いということを知り驚きました。

日本のボーリング場に、もし連れて行ったとしたら彼らは間違いなく驚くと思います!
ボーリングをする機会の多さがきっと日本とアイルランドは違うのですね!

ゲームセンターでも、みんな夢中!笑

ゲームセンターで面白いと思ったのは、ゲームが終わった後に長いチケットが出てくることです。
ゲームを沢山して、このチケットを集め、最後に「チケット・イーター」という回収マシーンへ。

このチケットのポイント数によって、景品と交換するシステムでした!!
ローレンと一緒にもらった景品がこちら。

「特別な友達」と書いている壁掛け。
ローレンがこれにしようと言ってくれ、素直で優しいローレンに感動なのでした。
そして、最後はアイルランドの伝統的なパブ「The Crosskeys Inn」に連れていってくれました!
1654年からあるパブなのだそう!


(暗いですが、屋根は藁で出来ていました。)


(壁にはレトロなものが飾られています。)


(奥にあるものは、昔のランプ。ロウソクを入れて使っていたそうです。)

昔ながらのストーブもありました。

このお店では、今もターフ(Turf)というアイルランドの燃料が使われていました。石炭の代わりに使われるもので、泥炭地から掘り出し、乾燥させたものなのだそうです。
ターフは、アイルランドの人と切り離せない大切な燃料だったようです。掘り出す作業は本当に大変だという話を滞在中に何度も聞きました。

店内にはいくつか部屋があり、お酒を出すカウンターも2つの部屋に分かれていました!

パブには、ローレンのミュージシャンの友達が沢山集い、北アイルランドのアクセントとともに、日々の話が繰り広げられていました。
ギネスビールとアイリッシュウイスキーを飲みながら、北アイルランドの最後の夜は更けていったのでした。
発見が多かった今回の旅。
まだまだ知らないことばかりです。
また、音楽旅が出来ることを願うのでした。

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