小学校で見た。国民の帰属意識
今日はホストマザーが声を掛けてくれて、お孫さんの小学校へ一緒に行ってきました!
なんでもお孫さんのクラスで「スコットランド」についての発表があるとの事。
行ってみるとたくさんの小学生が!
着くやいなやショートブレッドを男の子が差し出してくれました。
ショートブレッドはスコットランドで生まれたそう!
プチ授業参観?のような感じで保護者の方が次々にやってきますやってきます。
壁には調べた内容をまとめた模造紙、机には子ども達が作った本が。
内容は全てスコットランドについて!
子ども達が選んだオススメの観光地などが書いてありました。
興味深かったのは、
「スコットランドの周りの国は?」という質問に対して…
ほとんど全員が「イングランド」「アイルランド」「アイスランド」…
と書いていたことです。
アイルランド、アイスランドが違う国というのは分かりますが、同じイギリスのイングランドが違う国として真っ先に挙げられている事に驚きました。
小学生のうちから皆スコットランドに誇りを持っていて、そのアイデンティティーを大切にしていることを知りました。
そして、面白かったのがこちらの展示。
スコットランド名物
※写真は作り物ですが…
・ハギス(羊の内臓を胃袋に詰めたもの)
・ニープス(黄色いカブ)
・タティス(マッシュポテト)
スコットランドの国民的飲み物
・アイロンブルー
コーラよりも売れているそうです!笑
子ども達が考えたアイロンブルーのラベルのデザインも個性があって素敵でした。
最後に隣の教室へ移動。
子ども達全員が並んでスコットランドの歌を歌ってくれました。
歌いながらスコットランドの旗を振っている子もいます。
こうして小学生のうちから自分の住む地域についての教育がされている事が、スコットランドの独自の文化や音楽の継承にも繋がっているのかなと感じました。
貴重な体験でした。