自己紹介
ケルティックハープ奏者 Rico Official Blog
「イギリス ハープと散歩」へお越しくださり、ありがとうございます。
イギリス伝統音楽、ケルト音楽を演奏する数少ないハープ奏者として、
2016年からイギリスのスコットランドへハープ留学 をしています。
このブログでは、音楽修行記・イギリスでの海外生活記を綴っています♪
※2019年に帰国しました!
プロフィール
2017年9月より英国王立スコットランド音楽院より奨学金を得て、伝統音楽学科(スコティッシュハープ科)修士課程に日本人として初めて入学。
14歳でアイリッシュハープ、グランドハープを始め、上場企業にて就業経験を積みながら、数々のイベント、演奏会に出演。
これまでにグランドハープを宇野友基子氏に、スコティッシュハープをカトリオーナ・マッケイ氏、レイチェル・ヘアー氏、コリーナ・ヒーワット氏に師事。
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(東京)・堺市21コンサートをはじめ、 展示会やパーティー演奏等、様々な演奏会に出演歴を持つ。
2016年にイギリスハープ協会奨学生に選ばれ、スコットランドへ渡る。
アイルランドにも数度渡り、ハープフェスティバル、リムリック大学伝統音楽家サマーコース等に参加し、アイルランド音楽についても学ぶ。
スコットランド留学中にエディンバラ・フリンジでのゲスト演奏、5つ星ホテルでのアフターヌーンティーのBGM演奏、イザベル・ミエラス氏の指揮するハープオーケストラへの参加。
現地のハープコンクールに挑戦して優勝。ケルティックコネクションに出演するなどスコットランドにて研鑽を積んでいる。
2019年に日本へ帰国し、演奏活動を続けています♪
① ハープについて
日本でも最近よく見られるようになってきたハープという楽器。
ハープには、主に民族音楽を弾くためにスコットランドやアイルランドで演奏されてきたケルティックハープと主にクラシック音楽の演奏に用いられるグランドハープの2種類があります。
ケルティックハープは、22弦~39弦からなる小型ハープ。(クラシック用のハープは主に47弦)。
スコットランドやアイルランドでは、日本で言う「お琴」のような伝統楽器の位置づけでハープが扱われています。
使われる弦も数種類あり、主にナイロン、ガット、金属弦などが使われています。
温かな優しい音色が特徴的です♪
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② これまでの人生
3歳の頃にピアノを始めて以来、漠然と将来音楽家になりたいという夢を抱く。
中学生で吹奏楽部に入部。
メロディー楽器を吹きたいと思いからクラリネットを3年間担当。
中学生の途中でハープとの出会いが。
モーツァルトの「フルートとハープのための協奏曲」をCDで聴いてハープの虜になる。
グランドハープを始め、音大を目指す。
ハープの勉強の為に音大に行きたい気持ちはあったが、途中両親の反対もあり、
関西大学の社会学部にて心理学を学ぶ。
大学時代に小型のハープを演奏するスコティッシュハープ奏者カトリオーナの動画を見て衝撃を受け、
アイルランドのハープフェスティバルへ。
動画の本人との対面を果たす。
就職活動での挫折をきっかけに行ったスコットランドへの旅が転機となる。
会社員と音楽活動の両立を経て、今のスコットランド留学に至ります。
就職活動~会社員時代については別の記事で♪
③ これからの目標
日本で小型ハープを学べる環境を作る事
私も日本で小型ハープを勉強することに苦労してきました。
楽器は近年、手に入りやすくなりなり、出回っているのですが、
小型ハープ専門の指導者や奏者が圧倒的に少ないと感じています。
本格的にケルティックハープを勉強するのであれば、現在は海外に行かなければならない状況かもしれません。
スコットランドで学んだ演奏法や曲のレパートリー、知識を日本に持ち帰り、日本の小型ハープ弾きの皆さまとシェアしたいと感じています。
新しいハープ音楽のスタイルを作る事
スコットランドの伝統音楽、文化を学んでいくうちに、自分の生まれた国である日本の伝統について考える事が多くなりました。
日本の伝統を取り入れ、ハープの新しいスタイルを作れないか。
ケルティックハープ奏者として挑戦していきたいと思います。
未熟な私ですが、これからも応援いただけると嬉しいです!
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