2016-12-08

デリー(北アイルランド)1日目 ②

今回、デリーに聴きに行ったコンサートはこちら!

大学のプロジェクトの一環でもあるようで、大学院でハープを勉強する21歳のローレンとカトリオーナのコンサートでした。

この会場では、普段アイルランド音楽のカルチャー教室などを開催しているそうです。
一軒家を改築したような、そんな居心地の良い雰囲気の会場でした。

小さい部屋でのコンサートは本当に贅沢な時間で、今までにない「特別なコンサート」でした。
カトリオーナ、ローレンのハープ2台の演奏は素晴らしかったです。

ローレンはまだまだお若いのですが、とても堂々としていて純粋にカトリオーナと一緒に演奏を楽しんでいるのが伝わってきて・・・感動しました。
カトリオーナがデリーまで私を呼んでくれた理由は、きっと私と歳の近いローレンの演奏を聴いて欲しかったからだと思います。

50分ほどの演奏が終わり、ティータイム♪

ローレンのお母さんが駆け寄って来て下さり、「いつでもデリーの私の家に泊まりに来て!」とハグしてくれました。
実は今回、ローレンの家に泊まってとお誘いを頂いていたのですが、既にホテルを予約しておりキャンセル出来なかったのです・・・。

初めて会うにも関わらず、本当に親切でとても嬉しかったです。

ティーの後は会場を出て、カトリオーナ・ローレンとパブへ。
途中でローレンの彼、お姉さん、お姉さんの彼、友達も合流し6人での飲み会。全員がミュージシャンでした!

ローレンは明るくて、素直で一緒にいると周りも元気になるような素敵な女性で、周りの皆さんも本当に素敵な方々でした。

カトリオーナもローレンも本当に気遣ってくれ、私ももっとお返しが出来れば良かったです。
たくさんのお酒をご馳走になってしまいました・・・。

また、北アイルランドも英語のアクセントがとても強いそうで、カトリオーナでも集中しないと聞き取れないよ!と言って私を安心させてくれ、通訳してくれたり・・・
コミュニケーションとしての英語の勉強の必要性をこの旅で改めて実感しました。

このパブでの飲み会は7時間も続き、アイリッシュウイスキーを飲みすぎてもうダウン寸前。。。
また、全員夕飯を食べていなかったので、空腹で夜中1時にピザ屋さんに走り、6人にも関わらず、酔っ払った勢いでかなり大きいピザを5枚も頼んでしまいました。

幸せな夜でした。

パブの話で印象に残っているのは、カトリオーナも小さい時はハープの先生がいなかったそうで、先生の多いアイルランドに勉強に行き、独学で演奏法を編み出してきたというお話です。
そんな時期を経て、今のカトリオーナがいるのかと思うと何だか感慨深かったです。

今では、スコットランドのハープ音楽も盛り上がり、アイルランドとスコットランドはサッカーチームのような関係だと言っていたのが印象的でした。
ある年にはアイルランドのハープ音楽のレベルが高く、ある年にはスコットランドがそれを上回り、拮抗しているそうです。

尊敬するカトリオーナを近くに感じられた本当に有難い一日でした。


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