2016-07-26

ウイスキーと音楽と…

朝起きて空を見上げると、嬉しいことに今日は青空が広がっています

ここ最近、多くの友達が帰国した事や住居のトラブルで引越さなければならない事が決まり、気分が沈んでいました。
できる限り早く引っ越さなければならないという事で、フラットメイトと新しい家を探しています。

もう間もなく迎える8月はフェスティバル期間であり、この時期は家賃なども高騰するようで家探しのタイミングとしてはよくないようです。。。

そして、今のフラットは2人で住んでいますが、次のフラットでは3人で住むことになりそう!
今日も家を見に行ってきます♪

そんな中、昨日はコリーナ・ヒーワットさんのレッスンでした
エディンバラから1時間ほどバスに乗ります

辺りには草原が広がっていて、車と同じように馬に乗って走っている人を見るような長閑な場所です。

先生はいつも笑顔で迎えてくれて、温かいミルクティーを淹れてくれます
とっても明るい先生にいつも元気をもらう事ができます。

最近の様子を聞かれたので、
「セッションに参加するようになりました。私があなたにハープを習っているって言うとメンバーの皆が参加を認めてくれたの!」
と言うとすごく喜んでくれ、エレクトリックハープのCDをプレゼントしてくれました♪

昨日のレッスンでは、「スラスペイ」というスコットランド独特のリズムの曲が課題に出ました。

その曲は、かつての禁酒時代にスコットランドの人が政府に見つからないよう自宅でウイスキーを作っていた背景を基に作曲された曲だそうです。

スコットランドの英語は強いアクセントがありますが、人々の会話からこのシュトラスペイというリズムの曲ができたそうです。
かつて人々はウイスキーを飲みながら会話し、シュトラスペイを歌い、お酒で楽しい気持ちになった後にリール(テンポの速いダンス曲)でダンスを踊ったそう。

その説明を聞いて文化・言葉・音楽は繋がっていることを改めて実感しました。

某アイリッシュハープ奏者の方々から受け継いだウイスキーについての本(まっさんの原作)の知識がこの背景を理解するのに大変役立ちました。
スコットランドの歴史についても、もっと勉強が必要だなと思います。

そして、最後にアドベンチャーが待っていました。
レッスンが終わり、バグパイプの演奏についてお喋りして家を出ると…

目の前を私が乗るべきバスが通り過ぎたのです

いつも遅くくるバスがなぜか早く来たよう。
私と先生は大慌て・・・!

というのも、バスは1時間に1本しかないからです。

先生はすぐさま、「乗って!バスを捕まえるよ!」と車を走らせてくれました。
バスを探し、私が思い当たるルートの地図を見せます。
そして、なんとかバスを発見!こちらのバスは降りる人や乗る人がいないと停まらないので、目の前にバスがいるのに、なかなか乗れません。

10分ほど後ろに付いて走り、ようやくバスが停まり乗車!
無事にエディンバラに帰れました。

スリリングな体験でしたが、送ってくれた先生に感謝です。



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